バチカン美術館 今まで知られていないラファエロのフレスコ2枚が発見【動画】

© 写真 : Public domainバチカン美術館 今まで知られていないラファエロのフレスコ2枚が発見
バチカン美術館 今まで知られていないラファエロのフレスコ2枚が発見 - Sputnik 日本
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バチカン美術館では掃除の際に今まで知られていなかったラファエロの2枚のフレスコ画が発見され、話題を呼んでいる。CNNが報じた。

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鑑定によればこれはラファエロが1520年に逝去する前の、およそ500年前に描かれた画家の最後の作品とみられている。

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ラファエロはイタリア人画家で建築、グラフィックも手掛け、多くの傑作を残している。没年は1520年、わずか37歳の急逝だった。

バチカン美術館の主任修復師のファビオ・ピヤチェンチニ氏は発見の喜びを次のように語っている。

「表現につくせない思いです。おそらくこれがラファエロの描いた最後の作品だろうと思うと、ここに彼がいるかのような感覚に襲われます。」
フレスコ画に描かれているのはふたりの女性の姿をとった「正義」と「友情」。ふたりは最近、掃除が開始されたバチカン美術館の部屋の壁に描かれていた。

この部屋にはラファエロの作品のほかに装飾が施されている。これらフレスコ画の修復作業の完了は2022年の予定。部屋の修復作業には270万ユーロが拠出される。

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