日本から南極まで 世界中の船長さんからロシアの脳性麻痺児に「お誕生日おめでとう!」【動画】

© 写真 : Galina Tikhomirovaアンドレイ・チホノフくん 母親と一緒
アンドレイ・チホノフくん 母親と一緒 - Sputnik 日本
すべては1月半前、脳性麻痺と脊髄の外傷で歩行能力を失われた7歳の男の子、アンドレイ・チホノフくんの母親が、SNS上で息子の一生の夢をうち明けたことから始まった。アンドレイくんは遠洋航海の船長さんになりたいと願っている。

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「こんな病気を抱えたこの子が将来大海原に出ていくなんてことは起きないでしょう。でもアンドレイを勇気づけ、この子の誕生日に船長さんの名前でバースデーカードを送ってくれる人がもしいらしたら、どんなにいいでしょうか。」

母親のガリーナさんはこう書きながら、(友人のうち幾人かでもこれに反応を示してくれればありがたい)くらいにしか考えていなかった。ところがこのポストはわずか数日で数万回の閲覧回数を集めた。ユーザーの多くは母親の願いをリポストして広めたため、信じがたいことが起きた。なんと世界中の何百人という船乗りからアンドレイのもとに誕生日のお祝いメッセージが届いたのだ。

バルト諸国、ギリシャのケルキラ島、アルバニア、アルゼンチン、ブラジル、イスラエル、イタリア、タイ、豪州、韓国、中国、カナダ、メキシコ、ノルウェー、キューバ、南ア、米国、ニュージーランド、日本の船の船長さんが次々にアンドレイくんに心のこもったお祝いを書いてくれた。

カードだけではない。アンドレイくんのもとにはプレゼントも送られてきた。船長の旗、船乗りが着るストライプのニットのカットソー、本物の舵、コンパス…。自分の使っていた船乗りの制帽を送ってきたのはロシア海軍の元参謀司令官のヴィソツキー提督だった。英国艦隊の制帽も届けられた。

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これを贈ったのは96歳になる海軍オフィサーのレジ・ケリーさん。第2次世界大戦中、ケリーさんはムルマンスクに向かう北極船団のひとつでキャビンボーイとして働いていたという。それから世界最大のライナー「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」の船長さんもお祝いしてくれた。ノヴォロシースクにあるウシャコフ提督記念海洋大学の職員らは特製のトレーニング装置で船を動かしてみないかと誘ってくれた。

アンドレイくんは今は車椅子に乗らないと動くことはできない。でも医師たちの診断には希望の光が差してきた。特にアンドレイくんが明るい気持ちを持つと健康には良い効果がもたらせられる。

母親のガリーナさんはインターネット上に受け取った反響への感謝の言葉を次のように記した。

「この子はもともととても前向きなので、温かい言葉のひとつひとつを感動して受け止めることができますが、今は感情がピークに達しています。なぜってこの子には世界中に何千という友達ができたんですから!」

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