イラン政府「安保理会合招集は米による相変わらずの失策」

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イランのザリフ外相は、同国での抗議活動を議題として開かれた国連安全保障理事会の会合について、米トランプ政権の政策による相変わらずの失策であると述べた。

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ザリフ氏は6日、「安保理は、米国がいつものように自らの権限を悪用することを許さなかった。会合参加国の大多数は、イランの核問題に関する包括的共同作業計画(JCPOA)の遵守と、他国の内政への干渉は許しがたいということを強調した。トランプ政権の対外政策による相変わらずの失策だ」とツイートした。

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イランでのデモは先週始まった。デモ参加者らは困難な経済状況や国の指導部に抗議している。5日に米国の要請で招集された、イランでの抗議活動に関する安保理の会合では、イランのホシュルー国連大使が、国家の内政を議論することは安保理の権限の枠を逸脱しており、米国は今回のような方法で安保理常任理事国としての自らの権限を悪用していると強調した。

米国のヘイリー国連大使は会合で、安保理理事国に対し「イラン国民の訴え」を支持するよう呼びかけ、米国はイラン政府の行動を注視していると述べた。またヘイリー氏は、「何物も米国民を立ち止まらせることはない。米国民は自らの連帯を発揮し続ける」と強調した。

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