東京・文京区、弾道ミサイル想定の避難訓練

２２日、外国からの弾道ミサイルの脅威を想定し、住民を対象とした東京で初めてとなる避難訓練が、およそ３５０人の参加のもと実施された。日本の内閣官房が「スプートニク」に対し明らかにした。

スプートニク日本

東京ドームや人気の遊園地がある都心の文京区で実施された訓練では、屋外スピーカーを通して避難の呼びかけが行われた。訓練は約１０分間にわたって続いた。

今回の訓練は、日本政府と総務省消防庁、東京都、さらに文京区の主導で行われた。

地元の学校の校庭にある複数の屋外スピーカーを使った通知システムで、「弾道ミサイルが発射された」との緊急速報を聞き、通行人らは地下通路や地下鉄の駅に避難した。

同様の避難訓練は以前にも、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）による弾道ミサイル発射を受けて、日本の他の地域で実施されている。