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マリーン・サウス高校との決勝戦の最後の瞬間が収められた動画は、爆発的に拡散した。試合は42対44点でタウンシップ校が追う形で進んでいた。相手チームがフリーシュートを失敗し、ピータースさんはボールを取るとすぐさま、試合終了直前にゴールリング目掛けボールを右手で投げ込んだ。ボールがリングに吸い込まれた後、会場にいた誰もが興奮を抑えきれなかった。
シカゴのメディアがすでに「伝説」だと呼ぶピータースさん(15)は「WHNT9ニュース」のインタビューに対し、「本当に、ボールがこっちに来てほしくなかった。シュートを決める責任を負いたくなかったんです」と告白した。
「見た様子では悪くなく、シュートが決まった時は、放心状態でした。たぶん、人生最高の瞬間でした。」
UNBELIEVABLE ENDING!!! Freshman Blake Peters throws game winning 3-pointer length of the court to give Boys Basketball 45-44 #KitsWin over Maine South!!! pic.twitter.com/dTxYxaqDhV
— Evanston Athletics (@ETHSports) January 27, 2018
ブザービートのあと、ピータースさんは注目を浴びたため3日間は寝なかったという。シュートは29日の「今日のプレー」だと名指された。エヴァンストン市長も決勝点に対しピータースさんを祝福した。
ピータースさんは、全てがいつも通りに戻ることを望んでいるとして、「みんなが落ち着く日が待ちきれません」と述べた。
ピータースさんは大学でもバスケットボールを続ける意欲を示したが、NBAのキャリアは考えていないという。
「法律が好きなので、たぶん、そこに進むと思います。」