アサンジ氏 「裁判で逮捕状の効力保持」決定の報道を否定

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ウィキリークス創始者のジュリアン・アサンジ被告の逮捕状取り下げに関する裁判で、原告のアサンジ氏自身が「取り下げが却下、逮捕状の効力が据え置かれた」との世界のマスコミ報道を否定した。

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アサンジ氏がこの報道否定を行うわずか30分前、世界のマスコミは今日、ロンドンのウエストミンスター治安判事裁判所のエンマ・アーバストノット判事が逮捕状の効力を据え置くこの決定を下したと一斉に報じていた。

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逮捕状に効力が据え置かれるとなると、アサンジ氏は数年にわたって政治亡命中のエクアドル大使館の外に出た場合、英国警察によって直ちに逮捕されることになる。

アサンジ氏は自身のツィッターで「政府が今日の口頭弁論で勝利したというフェイクニュースが終始流れていた。そんなことは一切なかった。弁論は今後も続く。決定が採られたのはわずか1項目だけだ」と明らかにしている。

決定の発表の前にアサンジ氏は、口頭弁論の中で訴状の4つの項目が見直されることを明らかにしていた。そのうち最初の項目をアサンジ氏は「技術上のもの」と指摘していた。

「最初の項目で負けた場合、他の項目もだめになってしまう。どんな項目でもいい、逮捕状は反駁の余地があることになる。」アサンジ氏はこう指摘している。

また、アサンジ氏によると、裁判所は最終的に本件の審理を2月13日に延期した。

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