ロケット「ファルコンヘビー」、マスク氏のスポーツカーを宇宙へ運ぶ　その様子

米スペースＸ社の新たな最強ロケット「ファルコンヘビー」の初のテスト飛行が行われ、成功した。ロケットには同社の創業者イーロン・マスク氏のスポーツカーが搭載され、宇宙を飛んだ。

スプートニク日本

「ファルコンヘビー」は、日本時間５時４５分に米フロリダ州の発射場から打ち上げられた。

Liftoff! The #SpaceX Falcon Heavy rocket has launched from Kennedy Space Center's historic Pad 39A at 3:45 PM Eastern. Footage shot from the NASA Press Site. pic.twitter.com/yt6s7G0g9b

— Robin Seemangal (@nova_road) 6 февраля 2018 г.

​打ち上げから約１時間後、スペースＸは、ＳＮＳでスポーツカー「テスラロードスター」の宇宙旅行の中継を開始した。運転席にはスペースＸ社の宇宙服を着た「スターマン」という名の人形が座った。

「テスラロードスター」は、デビッド・ボウイの楽曲「スペイス・オディティ」の下、定期的に火星や地球に接近しながら太陽を周回することになる。

Third burn successful. Exceeded Mars orbit and kept going to the Asteroid Belt. pic.twitter.com/bKhRN73WHF

— Elon Musk (@elonmusk) 7 февраля 2018 г.

​ロケット「ファルコンヘビー」は、重量貨物（最大６３トン）を軌道に投入するための打ち上げロケットで、事実上「ファルコン９」ロケットを３機つなぎ合わせたもの。

「ファルコンヘビー」の打ち上げは２０１７年に予定されていたが、何度か延期された。