人間が犬の世話を見始めたのはいつか、研究者が明らかに

© Sputnik / Evgenya Novozhenina / メディアバンクへ移行
犬 - Sputnik 日本
サイン
人とともに埋められた犬の化石に見られる犬ジステンパーの跡から、研究者は、人間がこの「小さき兄弟」を1万4000年前には面倒を見ていたと考えられると発表した。

スプートニク日本

論文は科学誌『Journal of Archaeological Science』に掲載された。

研究者は「もしこの犬の面倒を見ずに、熱を下げずに清潔に保たなければ、犬は発病から2、3週間で死んでいただろう」と述べる。

化石の歯を研究すると、犬は生後3、4ヶ月で犬ジステンパーに感染したことがわかった。通常、90%の犬は最初の兆候が出て1週間後には死ぬが、今回発見された犬はさらに8週間は生きることができた。

道具 - Sputnik 日本
インドで驚くほど古い道具が見つかる【写真】
この珍しい事実は、犬の飼い主が欠かさず犬の世話をし、餌や水をやり、毛や鼻、その他の部分もきれいに保っていたことを意味する。

これら全ては、人とともに埋められていたこと共に考慮すると、人と犬の間の感情的な絆が1万4000年前にはすでに存在していたことを示している。

関連ニュース

ロシア北西部の古代の岩絵、世界遺産登録を目指す

マヤ文明の建造物6万個がグアテマラで発見

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала