スプートニク日本
論文は科学誌『Journal of Experimental Biology』に掲載された。
アワセグモ科の移動方法は特徴的で、カニのように横や後ろに歩くことが可能。さらに高い敏捷性を持ち、開けた壁や天井にいる場合でも捕まえることは不可能に近い。
加えて、珍しい能力を持っており、瞬間的に攻撃を展開し、犠牲者を捕まえて牙で貫くという複雑な動作をおよそ0.12秒で実行可能である。
総じて、アワセグモ科は1秒間に、フィギュアスケートでたとえるならば、8回転トゥーループジャンプをした上に半回転することができる。このためアワセグモ科は地球上で最も素早い生物であり、対抗できるのはハチドリやハエくらいである。
関連ニュース