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マドラソ選手のタイムは59分35秒。金メダルを獲得したスイスのダリオ・コローニャ選手から約26分遅れてのゴールとなった。順位は最下位だったが、マドラソ選手はレース後、メキシコの国旗を誇らしげに振った。なお先にゴールしたトンガのピタ・タウファトファ選手やコロンビアのセバスチャン・ウプリムニー選手などが喜びの歓声をあげながらマドラソ選手を胴上げした。
The best #WinterOlympics moment: #Mexican cross country skier Germán Madrazo is welcomed as a hero by fellow skiers from #Colombia, #Tonga, #Morocco and #Portugal as he finishes last in the race. True #Olympics spirit! pic.twitter.com/FWxuM7J500
— The Right Plot (@TheRightPlot) February 17, 2018
マドラソ選手はスキーを始める前はトライアスロンをしており、小さなスポーツ用品店を経営していた。クロスカントリースキーをするきっかけとなったのは、36歳でスキーを始め、バンクーバーオリンピックとソチオリンピックのクロスカントリースキーに出場したペルーのロベルト・カルセレン選手に関する記事。マドラソ選手によると、スキーに惚れ込んでおり、動ける間はクロスカントリースキーを続けるつもりだという。