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19日、火山は5000メートルの噴煙を放出。噴煙は南東に最大4900メートル、東に3500メートル移動した。
センター長は「この噴火は今年最高高度だ」と述べた上で、噴火は北スマトラ州上空の航空便の動きに影響しなかったと指摘した。
さらに、「火山灰は(州都)メダンや空港敷地内には届かなかった」と述べた。センターは噴火による避難警報は出さなかった。
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— ProKabar.com (@prokabar) February 19, 2018
一方、オーストラリアのダーウィンにある火山灰情報センターは、噴火を受けて航空便に対してレッドコードを発令した。
シナブン山の標高は2460メートル。2010年、ほぼ400年ぶりに噴火が起き、続いて2013年、2014年初頭に噴煙が放出された。2014年夏にも噴火が確認された。2015年6月、シナブン山の活動が活発になっているため、周辺地域の住人およそ6000人が避難した。
インドネシアはテクトニックプレートの断層にある環太平洋火山帯の一部だ。インド洋の海域を形成するプレートはスマトラを一部とするアジアのプレートの下に潜り込んでいる。エネルギーが多く蓄えられると、大地震や大噴火などの形でエネルギーが放出される。
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