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同通信社は「トランプ政権は第23回冬季五輪開催に関した南北関係の向上に極めて懸念している。先に米国は北朝鮮への先制攻撃の可能性について話し、朝鮮民族を脅そうとしていたが、今では脱北者のような悪徳の人々について言及している。CNNやCBSテレビは、より豊かな韓国へ誰も逃げ隠れできないよう、北朝鮮が自国のアスリートを厳しく監視していると報じた。米国のメディアは、先にも国際試合で北朝鮮からのアスリートの逃亡があったと主張する」と報じた。
また、北朝鮮のアスリートが逃亡したケースはない。こうした主張の原因になったのは、2010年に開かれたサッカーワールドカップ南アフリカ共和国大会の北朝鮮代表リスト作成時のミスである。リストには4人の選手の名字が欠けており、これらの選手が逃亡したとの噂が流れたのだ。しかし実際には、彼らはチームにいた。
朝鮮中央通信が強調するところ、「脱北者についての話と北朝鮮における人権問題の大げさな報道はトランプ政権とCIAによる世論操作の試みである。」同通信社はまた、朝鮮民族が統合を願っていると指摘し、南北対話に介入しないよう米国に勧めた。
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