予算案、２７日採決方針　与党、働き方法案断念せず

与党は２６日、２７日の衆院予算委員会で２０１８年度予算案を採決し、同日中に本会議で衆院を通過させる方針を野党側に伝えた。不適切データ問題が発覚した裁量労働制拡大を含めた働き方改革関連法案について、政府、与党として提出する構えを崩さなかった。提出断念を求める立憲民主、希望など野党側は反発を強め、予算案を含む採決日程の協議を拒否した。与野党の駆け引きが活発化した。

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こうした事態を受け、与野党は２６日夜に幹事長・書記局長会談を国会内で断続的に開いて接点を模索。同日に予定していた衆院財務金融委員会の審議は、野党の反発を考慮して２７日以降に見送りになった。

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