「ゾンビ効果」がある危険な新型ドラッグが見つかる 米国

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「KD」という名で知られる米国で有名なドラッグが、インディアナポリスに住む乱用者らに恐ろしい症状を引き起こした。乱用した後に目を見開いてのたうち回り、呼吸障害が起きた人がいた。USA Todayが報じた。

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立ち続けることができた人も、非常にゆっくりと動き、発汗量の増加と痙攣が見られた。

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地元の救助隊員スコット・リベルツ氏によると、ドラッグ制造にマリファナやスパイス、タバコ、バナナといった様々な喫煙材料が用いられている可能性があるだけでなく、共通の特徴として、中身に大量の殺虫スプレーが振りかけられている。

ドラッグは非常に安価で、20ドル(約2000円)で1袋が買える。薬の効果は45分間続き、ゾンビのような気分になり、移動がほぼ不可能になる。

違法薬物を他の化学物質と混ぜることはインディアナポリスでは珍しいことではない。摂取した薬物名と摂取法がわからなくなるため、医師や救助隊は乱用者の応急処置がしばしば困難になる。

インディアナポリスの警察は調査の過程でこのドラッグの制造と販売に関わった6人を逮捕した。

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