【訃報】日本アニメ巨匠高畑勲さんが死去

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日本のアニメーション界で巨匠として知られている「火垂るの墓」などの作品の作家、高畑勲さんが5日、82歳で死去した。NHKが伝えた。

スプートニク日本

高畑さんは1935年に三重県伊勢市で生まれ。東京大学文学部の仏文科を卒業した後、1959年に現在の東映アニメーションに入社。NHKによると、高畑さんは大学で勉強した頃、フランスの長編作品「やぶにらみの暴君」に影響を受けたためアニメーションに関心を持つようになったという。

高畑さんの後輩、宮崎駿監督とともに複数の作品を作成した。1971年に二人は東映アニメーションを退社し、テレビシリーズの「ルパン三世」や「アルプスの少女ハイジ」、「母をたずねて三千里」それに「赤毛のアン」などの作品を手がけした。1985年に一緒にスタジオジブリを設立した。

1988年に野坂昭如さん原作の映画「火垂るの墓」では戦争に翻弄される兄と妹の姿を描き、モスクワ児童青少年国際映画祭でグランプリを受賞した。後ほど、米アカデミー賞にノミネートされたほか、複数の国際賞を受賞した。

高畑さんは5日、東京の病院で死去した。

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