トランプ氏、シリアで「最終決断まだ」

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米ホワイトハウスのサンダース報道官は12日、トランプ大統領がシリアの化学兵器使用疑惑への対応を検討したものの、「最終的な決断は下されなかった」と述べた。時事通信社が報じた。

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トランプ氏は同日夜にメイ英首相と電話会談し、対応を協議した。フランスのマクロン大統領とも電話で協議する予定だいう。

11日、​トランプ米大統領はツイッターで、米国によるシリアへの「素晴らしくて新しくてスマートなミサイル」による攻撃に向けて「準備」するようロシアに忠告した。

9日、トランプ大統領はシリアのドゥーマ市で化学兵器が使用されたとの報道を受け、シリア政権に対し、「24時間から48時間以内に」軍事力を行使する決定をとることを明らかにした。

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シリア攻撃はまもなく起きるか当分起きない可能性=トランプ氏
これより前、西側諸国は、東グータ地区ドゥーマで起きた化学兵器による攻撃をシリア政府によるものと決めつけた声明を表していた。これに対してロシアは、シリア軍は塩素爆弾を投下したとする情報を否定。ロシア外務省は、シリア軍が有毒物質を使用したとする情報の目的はテロリストを弁護し、外から行われうる武力攻撃を正当化するものとする声明を表した。

ロシア軍参謀本部は3月13日の時点ですでに、東グータ-地区で武装戦闘員らによって、化学兵器使用を脚色した煽動が準備されている事実を公表しており、これが将来、シリア攻撃の口実に使われる可能性があると指摘していた。

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