福田次官、セクハラ疑惑全否定 提訴も示唆【写真】

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女性記者にセクハラ発言をした疑いがある財務省の福田淳一事務次官は、事実関係を否定し、辞任を検討していないと述べた。朝日新聞が、財務省の発表として16日に報じた。

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セクハラ疑惑は、週刊新潮による報道から始まった。12日発売の同誌によると、福田氏は「胸触っていい?」「手縛っていい?」など繰り返した。13日には福田氏とする音声データもネットに公開された。

一方、福田氏は報道を全面否定。「週刊誌報道は事実と異なるものであり、名誉毀損にあたる」と強気の姿勢を見せた上で、「緊張感を持って職務に取り組んでまいりたい」と述べた。辞任の意向はない。

しかし朝日新聞が週刊新潮編集部に取材したところ、「記事は全て事実に基づいたもの」との回答があった。

朝日新聞によると、問題が長引くことで影響が大きくなることを懸念する人もいる。

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