研究者「米断層は時限爆弾」

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米西海岸にあるヘイワード断層が、高い確率で今後数十年の間に地震の震源地になるだろうと、米地質調査所(USGS)の情報としてロサンゼルス・タイムズ紙が伝えている。

スプートニク日本

研究者らのデータによると、長さ83キロの断層がサンフランシスコ湾周辺の200万人以上が住む地域を通っている。マグニチュード7の地震が起きた場合、専門家らの計算では数百人が死亡する。この際、ガスパイプライン損傷の結果、火災が発生して15万棟を超える建物が焼失し、住民およそ50万人が住居を失う。

USGSのデーヴィッド・シュワルツ氏は、ヘイワード断層では平均して150~160年に一回地震が発生しており、最後に深刻な揺れ(マグニチュード6)がこの断層で記録されたのは1868年だったと指摘している。

シュワルツ氏は、「この断層は、いわば地殻変動の時限爆弾と我々が呼ぶものだ。この爆弾は間もなく爆発するだろう」と述べている。

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