被災地支援に「病院船」 海上からの医療活動が有効

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政府や民間の既存船舶を活用し、海上から被災地の医療活動を支援する「病院船」の在り方について検証した内閣府の報告書が12日、判明した。大規模災害時の初動では医師らが医療機器とともに乗船し、被災地に接岸して病院の補完機能を持たせる手法が有効と明記。船内で多数の患者を受け入れるため、医師間の連携などさらなる検証の必要性も指摘した。

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病院船は米国の海軍などが保有している。日本では、2011年の東日本大震災の津波被害を受け、沿岸の広い範囲で医療機能がまひしたことから建造構想が浮上。だが、巨額費用がかかることなどから導入を断念した経緯があり、代替策を検討していた。

(c)KYODONEWS

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