ＮＡＳＡ初の「惑星間」ナノサテライトが、地球の画像を撮影【写真】

初のナノサテライト「デュエット」となった２機の超小型衛星「マルコ（MarCo）」が、惑星間空間から地球の写真を撮影することに成功した。ＮＡＳＡのジェット推進研究所が発表した。

スプートニク日本

「マルコ」ミッションの責任者アンディ・クラッシュ氏は「ナノサテライトが宇宙空間へこれほど遠くまで入り込んだことはなく、非常に大きな飛躍だ。２機の状態は申し分なく、正常に作動している」と語った。

Planet Earth! The first image captured by one of NASA's Mars Cube One (MarCO) CubeSats. #NASA #space #Mars #science #cubesat #technology #innovation #InSight #STEM 📷: NASA/JPL-Caltech pic.twitter.com/tr946a0ZX3

— Wil Santiago (@SpaceWilS) 16 мая 2018 г.

​２機の超小型衛星「マルコ」は、５月初旬に惑星間空間に打ち上げられた。

マルコ」は、火星探査機「インサイト（InSight）」が火星に着陸する時に地球との通信を維持し、同プロセスを「ライブ中継」することにおいてＮＡＳＡのエンジニアを手助けするという簡単ではあるものの非常に興味深い問題を解決するためにＮＡＳＡが製造した超小型衛星。

同実験が成功した場合、ＮＡＳＡは今後のすべての惑星探査でこのような通信システムの使用に移行する可能性がある。

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