スクリパリ氏 ソールズベリーの病院から退院

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英国ソールズベリーで服毒事件に巻き込まれたロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元将校のセルゲイ・スクリパリ氏が退院した。地元の保健課が発表した。

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スプートニクが入手したスクリパリ氏の入院先のソールズベリー地区病院のカーラ・チャーリーズ=バークス病院長の声明には、「巣プリパリ氏の健康状態は退院できるまでに回復した。この事件の被害者ら全員にとって、これは苦しい時間だった」と表されている。

市当局は現在、スクリパリ氏がどこにいるか、今後、治療が続けられるかどうかについては一切明らかにしていない。

3月4日、英南西部ソールズベリーでスクリパリ氏と娘のユリアさんが何らかの物質の中毒により重体の状態で病院に搬送された。なおロシアでスクリパリ氏はスパイ行為で有罪判決を受けている。英国は襲撃事件にはロシアが関与していると主張しているが、未だにその証拠が提示されていない。

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同事件に関連し、英国のメイ首相はロシア外交官23人の1週間以内の国外追放や、ハイレベルでの2国間コンタクトの凍結などを含むロシアに対する一連の措置を発表した。

これを受けてロシア外務省は英国大使館職員23人の国外退去処分、また在サンクトペテルブルク英総領事館の閉鎖や、その地位の曖昧さに関連して英国の機関「ブリティッシュ・カウンシル」の活動停止を通告した。

ロシアは同事件への関与を断じて否定し、英国の非難を証拠のない挑発だと指摘している。

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