ロシア、EUの主要な脅威リストで2位に=報告書

サイン
欧州外交評議会(ECFR)は、安全保障上のEUの主要な脅威に関する報告書を発表した。EUの主要な脅威リストでは、ロシアと国際犯罪組織が共に2位となっている。専門家らによると、2008年の報告書では、ロシアは4位だった。

スプートニク日本

1位は今回もイスラム系テロ組織。3位は北朝鮮。ECFRはこれらの脅威について、少なくとも2028年までの今後10年間は続くとの見方を示している。

またECFRは、ロシアに対する態度は同国へのクリミア再統合後に悪化し、これによって「ロシアに関する認識が変化した」と説明している。欧州は現在、ロシアによるサイバー攻撃や、情報戦争に対するなんらかの防御の欠如を背景に内政干渉を恐れている。

報告書では「ロシアは東方(エストニア、ルーマニア、リトアニア、ポーランド、フィンランド)で特別な懸念を呼んでおり、ドイツや英国もロシアを深刻な脅威とみなしている。エストニアとリトアニアは、ロシアによる内政干渉を懸念している」と述べられている。なおロシアを脅威とみなしていないのは、ギリシャ、イタリア、ポルトガル、ハンガリー、キプロスの5カ国。

関連ニュース

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала