1万3千キロ、車10台、刀1本 「ロシア―日本」自動車マラソンの開催者とその意図は?

© 写真 : Anatoliy Vasiliev「ロシア―日本」自動車マラソン
「ロシア―日本」自動車マラソン - Sputnik 日本
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5月26日にモスクワをスタートした国際自動車マラソン「ロシア―日本。人類のリザーブ」がすでにコースの半分を走破した。ビジネスマンや映画、スポーツのスター、ジャーナリスト、社会活動家が参加している。現在は数値で見ると開始から10台目のロシア・日本製の車であり、1万3千キロであり、120日で、ロシアの大小都市50に日本の5都市である。

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ロシア横断という長いコースの目的には露日関係を強め、信頼感を醸成し、露日国民のお互いへの関心を高めることがある。コースで参加者が露日交流年に関した様々な文化行事に参加することには意味がある。

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例えば、今週の目標は東シベリアのブリヤート共和国の首都ウラン・ウデに到達すること。21日、ここでは岩田守弘文化基金が企画する日本刀の鋳造フェスティバルが開かれる。岩田氏はボリショイ劇場の元ソリストで、現在はウラン・ウデの国立ブリヤートオペラ・バレエ劇場バレエ団の芸術監督として活躍。現地の民俗学博物館の敷地内で著名な日本の刀匠6人が日本の文化遺産である刀の公開鍛錬を行う。自動車マラソンの参加者はこの刀を、ウラジオストクで9月11日〜13日に開かれる東方経済フォーラムに届ける方針だ。

自動車マラソンはアナトリー・ワシリエフ氏が発起して率いたイベントの1つに過ぎない。ワシリエフ氏は元海軍士官で現在はロシア地理学会のメンバーで「海のロシア(ロシア・モルスカヤ)」祭組織委員会の代表、そして公共団体「海洋アートクラブ」の会長である。スプートニクのインタビューに対してワシリエフ氏は次にように述べた。

「イルクーツクを後にしたところだ。これからのルートはサヤン山脈を超え、ブリヤート共和国首都ウラン・ウデへ。日本刀フェスティバルに間に合うといいが。ほぼすべてのルートの休憩地点で多種多様な露日文化協力イベントに参加したり、自ら企画している。2019年夏、私たちは国際自動車マラソン東京-ウラジオストク-モスクワを計画している。2021年には帆船に乗った世界一周探検を考案。探検は8ヶ月に及ぶ。目的は、人類のリザーブに関する問題が大切な人すべての力を合わせることだ。これは、国連総会が採択した持続可能な開発目標(SDGs)の17項目だ。つまり、エコロジー、省資源、健康的なライフスタイル、スポーツ。このスローガンとともに私たちは世界一周に出発することを予定しており、このスローガンとともに毎年、全国横断自動車マラソンを行うことを決めた。」

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自動車マラソン「ロシア-日本」は露日交流年の公式プログラムに入っている。ゴールは9月25日、東京を予定している。

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