クリルを訪問した日本墓参団から没収した衛星電話は、税関にある

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墓参のため南クリル諸島(北方領土)を訪れた際にユジノクリリスクの空港で日本代表団の政府関係者らから没収した衛星携帯電話は、まだ税関にある。24日、サハリン税関のエカテリーナ・ポドルジナヤ報道官が、通信社スプートニクに明らかにした。

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先に菅官房長官は、ロシア当局が日本の政府関係者や報道関係者が持参した衛星携帯電話を没収したことから、ロシア側に抗議した。

クリル諸島 - Sputnik 日本
日本のクリル墓参団の衛星電話を没収した理由をロシアの税関当局が説明
ポドルジナヤ報道官は「日本代表団がクナシリ島とエトロフ島を訪問した際に税関職員が差し押さえたガジェットは、『税関申告の対象となる物品の規定様式による未申告』と『ユーラシア経済連合の関税領域への商品持ち込みに関する禁止および制限違反』の2つの条文に関する物的証拠である」と説明した。

ポドルジナヤ氏によると、ロシアの法律はこれらの違反に対して罰金あるいは罰金ならびに差し押さえた物品の没収を規定している。

22日、今シーズン初のチャーター機による南クリルへのビザなし訪問で日本人70人が北海道・中標津空港からクナシリ島およびエトロフ島へ出発した。日本の墓参団は、両島で先祖の墓を訪れ、23日、北海道に戻った。

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