ザギトワとメドベージェワへの挑戦 米女子ジュニア選手、アジアでの競技会で記録更新

© 写真 : Instagram page of Alysa Liuザギトワとメドベージェワへの挑戦 米女子ジュニア選手、アジアでの競技会で記録更新
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サイン
米国の12歳の女子フィギュア選手、アリサ・リウが、競技会でトリプルアクセルを成し遂げた最年少の女子選手となった。リウは将来、世界ジュニア選手権で輝きを放ったロシアの2選手、アレクサンドラ・トルソワやアリョーナ・コストルナヤにとって競争相手となる可能性がある。一方、同じ頃、五輪チャンピオンのアリーナ・ザギトワと平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワは、新たなシーズンに向けた自らのプログラムの秘密を明らかにした。

米国の天才少女

米代表のアリサ・リウが、競技会でトリプルアクセルをクリアに決めることに成功した最年少の女子選手となった。リウは12歳で、トリプルアクセルとダブルトウループからなるカスケードを非の打ち所なく成し遂げた。

アレクサンドラ・トルソワ - Sputnik 日本
ロシア女子フィギュア現象
最も難しい要素をリウが成功させたのは、バンコクで1日から5日まで開かれたフィギュアスケートのアジア・トロフィーでのこと。トーニャ・ハーディングと長洲未来に次いで、国際競技会でこのジャンプを成し遂げることに成功した、3人目の米国人女子選手となった。これまで合計8人の女子選手がトリプルアクセルをクリアに決めることに成功しており、その中には伊藤みどり、浅田真央、エリザベータ・トゥクタミシェワがいる。

『オペラ座の怪人』とジャズ

一方、フィギュアスケートファンがリウの業績から受けた印象に浸っている間、平昌五輪の2人の勝利者、アリーナ・ザギトワとエフゲニア・メドベージェワは新たなシーズンに向けて準備を行っている。

平昌五輪金メダリストのザギトワは、日本の大阪で行われたショー「ザ・アイス2018」で出演した際、次のシーズンのために準備した新たなショートプログラムを披露した。

アリーナのプログラムは『オペラ座の怪人』の音楽に合わせて仕上げられており、フリーではオペラ『カルメン』の音楽による伴奏で滑走することになる。国際スケート連盟(ISU)の総会によって承認された規則変更の後、ザギトワのエテリ・トゥトベリーゼ・コーチはザギトワのプログラムを変更しなければならなくなった。

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ザギトワは平昌五輪で、フリープログラムの最後に7つのジャンプを成し遂げ、まさにそれによって、要素の点数を1.1倍に加算した。今後は、選手が追加点数を得ることができる要素の最大数は、ショートプログラムで1つ、フリーでは3つにまで減らされる。

指摘しておくべきことは、仮に評価が新システムに沿ってなされていたならば、平昌五輪の金メダルはザギトワではなく、メドベージェワの手に渡っていただろうということだ。

シーズン終了後にカナダのブライアン・ オーサー・コーチのもとに移籍したエフゲニアは7月末、自らの新たなプログラムについての情報をファンらに伝えた。

メドベージェワは自らのインスタグラムで、トレーニングの様子を写した写真を投稿し、写真の下にこう書き添えた。

「2018/19シーズン。ショートプログラムは、ナタリー・コールによる『オレンジ色の空』。フリープログラムは、ヨーヨー・マ(中国系米国人のチェロ奏者)による『ムムーキ』(第1パート)と『リベルタンゴ』(第2パート)」。

ザギトワとメドベージェワは自らの新たなプログラムを、フィギュアスケート・ロシア代表メンバーらがシーズン前の秋に演技を紹介する場で披露する。

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