大学が裸像を隠蔽 教会代表団の訪問に配慮

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シベリアのノボシビルスク国立建築デザイン大学は建物の1階に設置されている男女の裸像を一時的に布で覆った。地元マスコミによれば、この措置は同大学を訪問する聖職者らのために一時的にとられたもの。

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8月23日、同大学ではフォーラム「ノボシビルスクは限りない可能性の都市」が開かれ、これにロシア正教会代表団が招かれ、教会が車輪歩行の市民のためにどの程度開かれているかが話し合われていた。
その後、フォーラム参加者の1人が地元マスコミに対し、大学側が聖職者らの「気持ちを害さない」ために裸像を布で隠していた事実を明かした。マスコミの取材に対して大学は、裸像を隠蔽した理由については説明ができなかったものの、布はすでに外されていることは明らかにしている。

2013年6月、ロシアでは「信者の感情の侮辱」に対する責任を拡大する修正が採択されている。この「侮辱」の中には「公の場で社会にあからさまに敬意をはらわず、信者の宗教的感情を侮辱する目的で行われた行動」に対し、自由剥奪という形での刑事責任の追及が加えられた。

こうした修正は、法律は宗教を信じる、信じないにかかわらず、両者の権利を擁護するものであらねばならないとの主張から、一連の痛烈な批判を呼んだ。

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