シベリア鉄道利用の日本からの初荷が目的地に到着

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シベリア横断鉄道を利用した露日間の貨物輸送の実証実験で、8月17日に神戸港を出た初荷が9月1日、目的地であるカルーガ州の貨物ターミナル「フライト・ヴィレッジ・カルーガ」のヴォロシノーに到着した。ロシア鉄道株式会社が3日、発表した。

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「フライト・ヴィレッジ・カルーガ」はロシア中部最大の流通センターでカルーガ州でもモスクワ州の南部と境を接する場所に位置し、近代的な設備が整っていることで知られる。

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ロシア鉄道株式会社の発表によれば、貨物は8月17日に神戸港からナホトカ湾のボストーチヌイ港へ向けて出発した。ロシア到着後は、「シベリア鉄道7日間」プロジェクトの枠内で輸送され、9月1日にカルーガのターミナルに到着した。コンテナーには卸貨物のほか、温度、湿度、揺れを測定するセンサーが装備されている。

ロシア鉄道株式会社のオリガ・ステパーノワ代表は「シベリア鉄道を使ったルートでは輸送日数は、海上輸送より半分、ないしは5分の2に短縮できる」と語っている。

この夏、ロシア鉄道株式会社と日本の国土交通省の間ではシベリア鉄道を使った貨物輸送の実証実験は複数行われている。8月29日にも横浜港からの貨物が輸送されている。

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