文科事務次官が辞任意向 2代連続、贈収賄事件で引責

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文部科学省の戸谷一夫事務次官(61)は20日、贈収賄事件で局長級幹部が逮捕・起訴されるなどした責任を取って、辞任する意向を固めた。関係者への取材で分かった。同省では昨年、前任の前川喜平氏が天下り問題で引責辞任しており、事務方のトップが2代続けて辞任する異例の事態となる。

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戸谷氏は旧科学技術庁出身。昨年1月に前川氏の後任に就いたが、贈収賄事件では同じ科技系の局長級幹部2人が相次いで逮捕・起訴された。

戸谷氏自身も、贈賄側の元コンサルタント会社役員が設けた会食の場に同席したとみられ、東京地検が次官執務室を家宅捜索。省内の混乱に、責任を問う声が上がっていた。

(c)KYODONEWS

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