公明党新体制、参院選へ安定優先 石井国交相は留任固まる

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公明党は30日の党大会で、山口那津男代表(66)の6選を了承し、新体制をスタートさせる。井上義久幹事長(71)が副代表に、斉藤鉄夫幹事長代行(66)が幹事長に就き、夏の参院選をにらんで世代交代よりも安定感を優先した顔触れとなる。10月2日の内閣改造で同党の石井啓一国土交通相の留任が固まった。安倍晋三首相も参院選対策を重視し、自民党役員人事・内閣改造に向けた人事構想を練っている。

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公明党関係者によると、山口氏は石井氏の後任として井上氏の入閣を首相に要請する案を検討したが、井上氏が入閣を固辞した。選挙や人事を取り仕切ってきた井上氏の影響力は維持される。

(c)KYODONEWS

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