「我々はどん底に達した」　マクロン仏大統領の黒人青年らとの写真が世論に衝撃【写真】

フランス世論は、訪問先の黒人青年らと写っている写真で、エマニュエル・マクロン仏大統領を厳しく批判した。スプートニク・フランスが報じた。この写真は、昨年、ハリケーン「イルマ」により深刻な被害に見舞われたカリブ海のセント・マーチン島を、マクロン大統領が訪問した時に撮影された。マクロン大統領は、現地の住民に約束した通り、自ら復興作業の経過を視察するために訪れた。

スプートニク日本

今回、批判の対象となったのは、マクロン大統領が上半身裸の青年と肩を組んで写っている写真。この青年は、カメラに向かって中指を立てるポーズをとっている。ツイッターの投稿によれば、この青年は、以前盗みをはたらき、最近刑務所から出てきたばかりだという。

« Tu dois te comporter comme il faut. Tu m’appelles pas Manu, tu m’appelles Monsieur le Président » #Macron pic.twitter.com/2At2JzJGqY

— Valérie Boyer (@valerieboyer13) 30 сентября 2018 г.

​ネットユーザーからは、すぐに反応が返ってきた。

「ほとんどなにも残っていない。残ったのは、下品な夜に失った威厳のかけらだけ。大統領のスーツはあまりにもだぶだぶになった」とジャーナリストのロバート・メナード氏はつぶやいた。

「この写真で私が驚かされるのは、マカロン大統領がこの２人の青年にしかるべき服装をするように求めなかったことだ。彼は、一国の大統領であり、ある程度の敬意をもって受け入れられるべきだった」と、画家のガブリエル・ロビン氏は投稿した。

‼️Et deux photos de plus dans *l’album de la famille Macron*…..
Il reste 3ans1/2..pour le remplir un peu plus..😡🤢🤮.. pic.twitter.com/zAaFPGiuKL

— Françoise MINUIT ن (@f_minuit) 30 сентября 2018 г.

​「我々はどん底に達した！　私はいま、マクロン大統領が自分の職務を遂行する能力がないと確信した」と、仏活動家のカリーム・アウチクフ氏はコメントした。