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「不老」ネズミの遺伝子でマウスの寿命延長 人間にも適用できるか?

© Sputnik / Pavel Lisitsyn / フォトバンクに移行ネズミ
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米国とロシアの分子生物学者らが、DNAにハダカデバネズミの遺伝子を導入することで、マウスの寿命を大幅に伸ばし、年を取ってからの健康状態を向上させた。米ロチェスター大学の遺伝学者、ヴェーラ・ゴルブノワ氏がモスクワ国立大学のカンファレンスで発表した。

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ハダカデバネズミはほぼ無毛の地中に住むげっ歯類で、体長は10センチ強。体重は30〜50グラム。半世紀前、ハダカデバネズミが同様の大きさの動物より6倍長い20〜36年生きることが発見された。さらに、年を取っても健康状態がほとんど衰えず、がんに対する高い耐性を持つ。ゴルブノワ氏によると、これまで確認されたがんの症例はわずか4件。これに加え、ハダカデバネズミはほとんど痛みを感じず、長い間酸素無しで生き延びられ、腐食酸に接触した皮膚刺激に反応しない。

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5年前、ゴルブノワ氏らは、ハダカデバネズミの細胞がHAS2遺伝子のおかげで、高分子のヒアルロン酸を異常に多く産生していることを確認した。ヒアルロン酸は軟骨および結合組織、ならびにしわを滑らかにするためのクリームの重要な成分の1つ。

HAS2遺伝子があるため、ハダカデバネズミはがんに対する高い耐性を持つ。多くの高分子のヒアルロン酸は、他の動物より早く細胞分裂プロセスを止める。これががんの発症を防ぐ。研究者らは、ヒアルロン酸の産生に関係するHAS2遺伝子をハダカデバネズミの細胞から取り除き、この仮設を確認した。除去により、「ぜい弱性」が現れた。

高分子のヒアルロン酸を持たない通常のマウスにHAS2遺伝子を導入した場合に起きることも確認した。ゴルブノワ氏が語るところ、マウスの寿命が伸び、平均寿命も最長寿命も数週間伸びた。

ゴルブノワ氏とそのチームは現在、実験を続け、人間の利益になる活用法を明らかにしようとしている。

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「このメソッドがヒトにも機能するか?もちろん、こうしたゲノム編集をする者はいないだろう。他方で、ヒアルロン酸の分子を破壊する酵素の活発度を低めることはできる。現在は、これを実現可能な物質を探している」とゴルブノワ氏は説明した。

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