ロシア南部クラスノダール　洪水の死者が６人に

ロシア南部のクラスノダール地方を襲った大型低気圧は６人の人命を奪った。同地方の緊急事態関連省庁がスプートニクに明らかにした。

スプートニク日本

さらに３人が負傷し、そのうち２人は入院。また年金生活者の女性１人が親戚からの電話連絡が通じなくなっており、行方不明。

クラスノダール地方は今週、集中豪雨に襲われた。地区によっては水位は２メートルに達した。

避難民の数は４６０人以上に達し、１千軒以上が浸水した。中でも最も被害が大きかったのはトゥアプセとアプシェロンスク地区で両地区とも非常事態令がしかれている。

ソチも困難な状況におかれており、２６日にかけての深夜の降水量は７６ミリ近くに達した。ソチは完全に外界との交通が絶たれているものの、市役所は交通網の復旧までの市内の食糧、燃料など生活必需品の備蓄は足りていると発表している。