カイロ郊外でファラオ・ラムセス2世の式典会場が見つかる

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エジプトの考古学グループが、カイロ東部郊外のエル・マタリヤで、古代エジプトの最も有名なファラオの1人、ラムセス2世が統治していた時代の式典会場を発見した。エジプト考古省が発表した。

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ラムセス2世の在位期間は、およそ紀元前1279~1212年とみられている。考古学グループの責任者マムドゥハ・アド・ダマティ氏によると、施設の保存状態は良好で、ユニークかつ非常に重要な発見と見なすことができるという。

この会場は、ラムセス2世とその後継者らが特別な式典用に使用したもので、その際ファラオは壇の上に置かれた王座に座ったという。

またこの場所では、レンガの壁、土器、文字が書かれた石のプレートも見つかった。

「奇跡のファラオ」、「太陽の王」、「王の中の王」と呼ばれるラムセス2世は、戦いでの勝利、征服、新たな領土の開拓、建設や灌漑での成功により、エジプトを大国にした。

ラムセス2世は100歳以上生き、エジプトを67年間統治し、60人の妻との間に100人以上の子供をもうけたと考えられている。

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