よそ者、ゴジラ、南極の美女:2018年のアニメーション作品トップ10

© 写真 : Madhouse/Yorimoi Partners (2018)Постер к аниме Sora Yori mo Tooi Basho
Постер к аниме Sora Yori mo Tooi Basho - Sputnik 日本
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10月28日は国際アニメーション・デーである。スプートニク日本は、今年、最もブレイクし、日本だけではなく、世界中で鑑賞され、議論の対象となった10の新作をご紹介する。だが、スプートニクの特集は「最高のアニメランキング」を目指すものではないと指摘すべき。あなたが見逃したアニメを見るきっかけになれば、嬉しく思います!

スプートニク日本

① 『宇宙よりも遠い場所』 (連続テレビアニメ)

© 写真 : Madhouse/Yorimoi Partners (2018)『宇宙よりも遠い場所』
『宇宙よりも遠い場所』 - Sputnik 日本
『宇宙よりも遠い場所』

四人の女の子が南極に旅をする感動的なストーリー。批評家は『宇宙よりも遠い場所』は、「カワイイ女の子が登場し、これといった特徴のない典型的な日本アニメ」の中で際立った作品だと書いている。ある視聴者がうまく表現しているとおり、このアニメは「何が本当に大切なのかを理解する助けとなり、なかなか思い切れなかった勇気ある行動をインスパイアしてくれる」作品となっている。

② 『 未来のミライ』 (映画)

© 写真 : Studio Chizu (2018)『 未来のミライ』
『 未来のミライ』 - Sputnik 日本
『 未来のミライ』

カンヌ映画祭に出品された新作アニメーションで、監督の細田守氏は自身の人気作『時をかける少女』でも使われた時空を超えるというアイデアを新しい形で表現している。長兄のくんちゃんは魔法の庭にやってきて、神秘的な力で未来から現在に連れて来られた妹のミライに出会う。そして、奇異なことに、二人が入れ替わり、面白いことになっていく・・・

③ 『 ペンギン・ハイウェイ』 (映画)

© 写真 : Studio Colorido (2018)『 ペンギン・ハイウェイ』
『 ペンギン・ハイウェイ』 - Sputnik 日本
『 ペンギン・ハイウェイ』

ほぼ10年に渡って短編アニメーション作り、コアなファンを獲得してきた監督の石田祐康氏が、ついに長編作品を制作した。この映画は、観察力の優れた男の子が、自分の住む海から離れた小さな町に突如としてペンギンが現れた謎の解明に取り組むストーリーである。

④ 『メガロボクス』(連続テレビアニメ)

© 写真 : Tokyo Movie Shinsha Co (2018)『メガロボクス』
『メガロボクス』 - Sputnik 日本
『メガロボクス』

このアニメは伝説の漫画『あしたのジョー』の記念日に捧げられた作品である。このアニメは、誰もが知るボクシングというスポーツが、大人気の流血のエンターテイメントとなっている、もうひとつの専制的な世界を描いている。闘いのキーファクターとなるのは、肉体と戦闘能力を向上させるギア・テクノロジーである。『メガロポクス』は、最近行われたハビブ・ヌルマゴメドフとコナー・マクレガーの試合をはじめ、次々に私たちの目の前で展開するリング上のドラマを背景にすると、特にリアルに見える。

⑤ 『宇宙の法ー黎明編ー』(映画)

© 写真 : HS Pictures Studio (2018)『宇宙の法ー黎明編ー』
『宇宙の法ー黎明編ー』 - Sputnik 日本
『宇宙の法ー黎明編ー』

幸福の科学出版製作で10月12日に公開の日本のアニメーション映画。あなたが宗教団体の制作作品をどう思っていようと、『宇宙の法ー黎明編ー』はロサンゼルスの映画祭「Awareness Film Festival 2018」にてアニメーション部門 審査員特別賞を受賞した。この映画は『UFO学園の秘密』の続編。この映画を見るために、偏見を捨てて、大規模な宇宙の現実に浸ってみるのもいいかもしれない。

⑥ 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』(映画)

© 写真 : Polygon Pictures『GODZILLA 決戦機動増殖都市』
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』 - Sputnik 日本
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』

ゴジラ映画はいくつも出ているが、それでもこの巨大なミュータント・モンスターに対する関心が尽きることはない。Googleの統計によると、『GODZILLA 怪獣惑星』の続編となる33作目のこの映画を好きと答えた人は、Google検索ユーザーの89%にのぼる。この映画で根本的に新しい何かを見つけることはないだろうが、映像の美しさは間違いなく印象的だ。ちなみに、今年公開のゴジラ映画はもう1本ある。これは第31回東京国際映画祭のクロージング作品にも選ばれた。

⑦ 『ゆるキャン△』 (連続テレビアニメ)

© 写真 : C-Station『ゆるキャン△』
『ゆるキャン△』 - Sputnik 日本
『ゆるキャン△』

ややこしいストーリーに疲れて、ただリラックスしてテレビ画面を眺めたいというときに最適の作品である。冬キャンプに役立つアドバイス、軽いユーモアと息をのむ景色があなたを待っている。

⑧ 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 (連続テレビアニメ)

© 写真 : Kyoto Animation『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 - Sputnik 日本
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

ヴァイトレットという美しい名前の女の子を描いたライトノベル・アニメ。彼女は自分が「兵器」として使われた戦争で両手を失った。自由を得たヴァイオレットは、自動手記人形としての職を得る。彼女の仕事は、他人に成り代わって手紙の文章を作ること。しかし、他人のストーリーと苦悩を通じて、彼女は自分自身を見つけていく。

⑨ 『プラネット・ウィズ』(連続テレビアニメ)

© 写真 : Tokyo MX『プラネット・ウィズ』
『プラネット・ウィズ』 - Sputnik 日本
『プラネット・ウィズ』

『プラネット・ウィズ』というアニメが今夏、日本で放映された。これは記憶を失った少年、宗矢が善悪の境界が曖昧になる状況に陥る謎解きストーリーだ。パラドックスは、彼を育てた2人のキャラクター、ゴスロリ姿の銀子と「先生」という名の猫の指令により、宇宙人の襲撃から地球を守る7人と宗矢が対立することにある。宗矢の過去に何が起きたのか、ここで善であるのは誰なのか?

⑩ 『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~ 』(映画)

© 写真 : Studio Shuka (2018)『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~ 』
『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~ 』 - Sputnik 日本
『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~ 』

宮崎駿の『千と千尋の神隠し』が大好きな人にピッタリのアニメーション作品。祖母レイコの「友人帳」を継いだ主人公の夏目貴志が、なぜ良い妖怪も悪い妖怪も彼だけを理解するのかを知る。この不思議なノートの役割を知った貴志は、これを独自に使いこなすことを決める。

ボーナス:スプートニクは以前、アニメ『ニンジャバットマン』についての記事を掲載した。こちらも、今年発表された作品だ!

今年のアニメ、どの作品が気に入りましたか?

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