米、南北経済協力の速度低下を試み　韓国紙報道

朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）と韓国による経済協力に米国が「ブレーキをかけ」ようと試みていると、韓国大統領府筋の話として「中央日報」が伝えている。同紙によると、韓国の大手複合企業であるサムスン電子、現代自動車グループ、ＳＫグループ、ＬＧグループの４社に米国が連絡を取った。これらの企業の上層部メンバーは、９月の平壌での首脳会議で文在寅大統領に同行していたという。

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韓国大統領府の高官は同紙に対し、「明らかになっているところでは、ソウルにある米大使館が、北を複数の重要企業が訪問した際に論議された複数の対北協力プロジェクトの状態について判断するため、これらの企業に直接電話をかけた」と明らかにしている。

この高官によると、米政府は非核化交渉の直前に、韓国と米国による北朝鮮との経済協力発展の「スピードを合わせ」ようと試みているという。

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