タイ 軍政・反軍政双方のラップが人心巡り闘争【動画】

© © Screenshot: Rap Against Dictatorship/YouTubeКадр из резонансного тайского видео Prathet Ku Mee
Кадр из резонансного тайского видео Prathet Ku Mee - Sputnik 日本
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2014年のクーデター以降軍事政権が続いているタイで、軍政に反対する歌手グループが政府を批判する内容のラップを発表して話題となっている。一方、これに対抗して軍政側も自らの作品を発表した。

スプートニク日本

発端は、「独裁に反対するラップ」を名乗るグループが先月22日、ユーチューブで公開したミュージックビデオ。このビデオで歌われている「俺の国には何があるか(Prathet Ku Mee)」と題する曲では、「自由があると主張するが、選ぶ権利は与えない」などと軍政が批判され、動画の視聴回数が公開後1週間で2千万回を超えた。

これに対し、軍政側は当初、歌詞が「国への中傷」だとして捜査したものの、のちに「歌詞に問題はない」と方針転換。さらに、1日には新興企業に関する会議で「タイランド4.0」と題するラップのミュージックビデオを公開した。ビデオでは国歌の旋律が使用され、「タイには才能ある人々が大勢いる。共に働けば、我々はもっともっと強くなる」などと歌われている。

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