オーストラリアで貨物列車が機関士を乗せずに疾走 時速150キロで90キロを猛スピード【動画】

© REUTERS / David Gray貨物列車
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オーストラリアで鉱石を積んだ268両編成の貨物列車が1時間にわたり、機関士のいないまま、時速150キロのスピードで疾走するという非常事態が発生した。幸いなことにこれによる犠牲者は出さずに済んだ。

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車両は世界最大の鉱山会社BHPビリトンの所有物で、ニューマン市から西オーストリア州北部のポートヘッドランドにむけて走行していた。

なぜ機関士がいない事態が発生したかというと、列車がある駅で停車した際、唯一の機関士は車両の具合を調べようと運転席を離れた。その際、不審な理由から列車はいきなり走り出し、機関士を乗せぬままに時速150キロまでスピードをあげ、90キロほどを疾走してしまった。

このまま列車が暴走した場合、予想もつかない事態になりかねなかったため、唯一の方法として、列車は脱線させて停止された。当然のことながら、現在、列車は車両から投げ出された鉱石の山に埋まっている。

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