少女殺害で禁固48年 「彼女はインターネットで殺し屋を探した」被告は主張

© 写真 : Facebook/ Natalie Bollingerナタリー・ボリンジャーさん
ナタリー・ボリンジャーさん - Sputnik 日本
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米コロラド州の裁判所は、2017年12月に起きたナタリー・ボリンジャーさん(当時19)の殺害事件でジョゼフ・ロペス被告(23)に禁固48年の判決を下した。ボリンジャーさんは当時、行方不明となった後、森林で死体で発見された。ロペス被告は、ボリンジャーさんが米情報サイト「クレイグズリスト」にボリンジャーさん自身の殺害を依頼するメッセージを掲載し、自分を雇ったと主張していた。

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ロペス被告は、ボリンジャーさんの「私は私自身を殺してほしい」というメッセージを見つけ、架空の名前で応じたという。警察は、彼女の携帯電話にロペス被告とのやりとりを発見し、彼女が行方不明になったその日だけで100件以上のメッセージが残されていた。

​ロペス容疑者によれば、2017年12月28日にボリンジャーさんを迎えに行き、森林に向かう途中で、自分はあたかも彼女を思い止まらせようと努力したものの、結局、説得しきれず、彼女が持ってきたピストルで射殺したと主張していた。死体鑑定では、ボリンジャーさんは致死量のヘロインを摂取していたことも判明している。

ロペス被告は2018年2月に逮捕された。裁判では、ボリンジャーさんを助けるために他に助けをあおぐことなく、彼女の射殺を決意したロペス被告の行為は「人間ではなく、まるで野獣のよう」として、被告に有罪判決を下した。一方で判決は終身刑ではなく、禁錮48年であったことから、被害者の父親は、判決は「家族の顔に唾するもの」「悪魔の取引」と呼び、これを非難した。

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