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「嫦娥4号」のシステムはすべて通常の体制で機能していることから、専門家らの目下の課題は月面へのソフトランディングに最適の時刻を選ぶことに集約されている。
月の裏側に着陸を行うということはつまり地球と「嫦娥4号」の間に月が入ることになるため、地球から「嫦娥4号」へ直接的な通信が断たれることになる。
このため、シグナル送信には中継機「鵲橋(じゃくきょう)」が使用される。
「鵲橋」は今年7月、月の裏側のハロー軌道上のラグランジュ点に出ることに世界で初めて成功している。
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