観光で人気のタイ南部、台風の進路上に

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プーケット島 - Sputnik 日本
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サムイ島やプーケット島のほか、パンガー・クラビー両県の観光地帯を含むタイ南部の大部分が、1962年以降で初めて、強い熱帯低気圧の進路上に直接位置している。

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複数の地元メディアが伝えているところでは、台風1号(パブーク)は現時点で、同国のタイランド湾沿岸に向かって移動しつつあるという。2日の晩から5日の晩にかけて、同湾からアンダマン海まで、世界的に有名な観光地帯であるサムイ島やプーケット島、クラビー県、パンガー県を含むタイ南部全域を通過する見込み。同国チュムポーン県周辺のタイランド湾では2日、既に突風の際の風速が時速65キロに達している。

強い熱帯低気圧や台風の外周部分については、これまでにも再三にわたってタイ南部を通過し、犠牲と破壊を引き起こしてきている(1989年には、同国南部の複数の県で400人超が死亡)ものの、これらによる直接の影響には、1962年以降でタイ南部が直面したことはない。研究機関による声明では、当時この地域を熱帯低気圧「ハリエット」が通過し、900人を超える死者を出したと述べられている。

 

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