日独首脳、情報協定で大筋合意へ メルケル首相が訪日

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安倍晋三首相は4日、ドイツのメルケル首相と官邸で会談する。安全保障分野での連携を強化するため、機密情報の交換を可能にする「情報保護協定」を締結することで大筋合意する。米中両国の貿易摩擦を念頭に、自由貿易体制を維持する重要性も確認する見通しだ。

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協定の締結により、両国間で軍事機密やテロ情報の交換が容易になる。ドイツ側が中国の海洋進出を背景に、インド太平洋地域の安定に関心を向け始めていることを踏まえ、同地域での協力につなげたい考えだ。

メルケル氏の来日は、今月1日の日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)発効後、欧州要人による初の公式訪問。

(c)KYODONEWS

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