出直し町長選が無投票、滋賀 辞職の前職が再選、他に出馬なく

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選挙活動で不正があったなどと議会で追及された野瀬喜久男前町長(68)の辞職に伴う滋賀県甲良町長選が5日告示され、出直し選に臨んだ野瀬氏以外に届け出がなく、無投票で再選が決まった。町議12人のうち11人が対立候補擁立を目指したが、断念していた。野瀬氏の2021年11月までの任期に変更はない。

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野瀬氏は初当選した17年の選挙運動費用の収支報告書に記載漏れがあると議会で指摘され、自らの調査で家屋費など計約17万円分の漏れを確認。選挙運動用のビラに虚偽記載があったことも指摘された。

1月に「町政の混乱を招いた」ことを理由に辞職し、出直し選に出馬する意向を示した。

(c)KYODONEWS

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