韓国国会議長、日本の天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と指摘

© AFP 2023 / Kazuhiro Nogi韓国国会議長、日本の天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と指摘
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韓国のムン・ヒサン(文喜相)国会議長が、日本の天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と指摘し、大きなスキャンダルを引き起こした。文議長は米ブルームバーグ通信のインタビューでこのように語った。報道によると、ブルームバーグ通信がインタビュー音声を公開して明らかになった。

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この発言は、第二次世界大戦中の戦争犯罪に対する現在の明仁天皇の父親の裕仁天皇(1926-1989)の責任を示唆している。

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また日本のマスコミによると、文氏はブルームバーグ通信のインタビューで慰安婦問題について、日本を代表する首相もしくはまもなく退位される天皇陛下が元慰安婦のおばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば問題はすっかり解消されるだろうとなどと述べた。

日本の河野外相は衆院予算委員会で文議長の発言について、「これまでに韓国側にはこの件で5回ほど抗議、謝罪と撤回を申し入れている。現時点で謝罪や撤回に応じる反応があるわけではないが、韓国側から誠意ある対応があるものと期待をし、注視していきたい」と述べた。NHKが報じた。

またNHKによると、安倍首相は「今回の発言は多くの国民が驚き、かつ怒りを感じたんだろうと思う。発言は甚だしく不適切であり、また議長がその後も同趣旨の発言を繰り返しているのは極めて遺憾だ。韓国側に対し外交ルートを通じて強く抗議をしており、引き続き謝罪と撤回を求めていく」と述べた。

一方、文氏は日本側の抗議について「到底理解できない」と述べ、日本側が謝罪を求めたことについては「謝罪する事案ではない」と語った。日本のマスコミが報じた。

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