中国メディア、通商協議を楽観視 米中関係に回復の兆しか

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中国の複数国営メディアは16日、米中通商協議に関して楽観的な見方を示した。ロイター通信が報じた。

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中国の首都北京では、今月14日から15日の2日間に渡って第6回米中閣僚級貿易協議が行われた。15日には、中国の習近平国家主席、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表およびムニューシン財務長官が会談を行った。

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貿易協議では、「技術の移転」「知的財産権の保護」「非課税障壁」「サービス業」「貿易バランス」「農業」「実施メカニズム」など、両国が関心を寄せる課題について踏み込んだ協議が行われた。

ロイター通信によると、中国共産党機関紙の人民日報は「習氏と米国側との会談は、これまでの協議が進展していることを示しており、両国の通商関係の発展において次の段階に向けた新たな推進力になっている」とし、貿易摩擦で悪化する両国関係に楽観的な見方を示した。

また、中国国営新聞社の中国新聞社(中新社)は「双方は両国の指導者交渉期限に基づいて業務を進め、合意に至ることができるよう努力している」と評価している。

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