「たまごっち」の原理で機能する新タイプAI 居眠りや夢見ることで能力向上

© Depositphotos.com / Nicolas Maderna「たまごっち」
「たまごっち」 - Sputnik 日本
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伊サレント大学の数学者らは、「たまごっち」の原理からなる人工知能(AI)を開発した。これは、生物学的ニューラルネットワークからなり、効率的稼働のために休養を必要とする。科学系メディア「サイエンス・アラート」が報じた。

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新タイプのAIは、「アン(ANN)」と名づけられた。ニューラルネットワークは、読み込まれた情報の処理をオートマティックに行うのではなく、全機能を提供しながら、オンラインモードで収集を行う。

その後、アルゴリズムはそれぞれの情報を判読し、処理するが、これはオフライン上、つまり「夢の中」で行われる。このモードは、AIに不要な「メモリ」を排除させ、その後、必要な全ての情報を統合させる。

テスト研究では良い結果が示され、その結果、研究者たちはAIがうまく機能するためには、時折「居眠り」する必要があると確信した。

通常、AIはエラーの原則にもとづき学ぶが、それは、 誤った決定を行った際に、アルゴリズムが自分自身に訂正を命ずるというもの。

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