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南極海で血液の代わりに不凍液をもつ怪魚発見

© Fotolia / Fotodeandre南極
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韓国極地科学研究所の研究者らは、遺伝学分析によって​「アイスフィッシュ​(コウリウオ)」に属する数種の魚の極寒への順応過程を調査した。この魚は水温が常時零度以下の南極海で発見された。

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極寒と​高濃度の​酸素​が特徴の​南極の​低温​海域で、アイスフィッシュの祖先が進化的順応を始めたのは7千万年以上前。

この進化の過程で​アイスフィッシュ​は赤血球を失う。現在、体内の酸素供給は、タンパク質が不凍液のように機能​して行っており、血液そのものは無色。このような珍しい血液循環システムが障害を起こさないように、アイスフィッシュには大きな心臓と強力な血管が形成された。

​韓国の研究者の発見は、生物の生命がもっとも厳しい、不都合な環境に対してさえ、どのように順応することが可能なのかという関心を大きく広げた。

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