ナチス親衛隊員の日記を公開 財宝の在り処示す地図も

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ドイツでナチスのエゴン・アレンハウアー親衛隊員(SS)の軍事日記が公開された。日記にはナチス・ドイツ軍がポーランドからの撤退時、金(ゴールド)などの財宝隠した場所の情報が含まれている。日記は数十年間にわたり、独クヴェードリンブルクにあるフリーメイソンのロッジに保管されていた。英紙デイリー・メールが報じた。

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日記によると、財宝を積んだ260台のトラックがアドルフ・ヒトラーの命令により、ポーランド11箇所に隠された。ある隠し場所には28トンの金があり、その他の場所では装飾品や金貨、メダルが保管されているという。

また、フランスから盗まれたと見られる芸術作品50点近くも隠した。そのなかにはピーテル・パウル・ルーベンス、クロード・モネ、レンブラント・ファン・レイン、ラファエロ・サンティ、サンドロ・ボッティチェッリ、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオの作品がある。

日記の内容が正しいことは、ゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲンの芸術史学部などドイツの機関5つによって検証済みだ。財宝が日記に示された防空壕や城の隠し部屋、井戸といった場所で発見された場合、可能な限り元の持ち主に返すよう手配される。

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