- Sputnik 日本
フィギュア特集

日本で勝つのは倍嬉しい ザギトワ

© Sputnik / Vladimir Pesnya / メディアバンクへ移行アリーナ・ザギトワ
アリーナ・ザギトワ - Sputnik 日本
サイン
昨夜、世界フィギュアスケート選手権女子シングルで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手は翌23日、記者団の前に姿を現した。ザギトワは、自分にとっては今シーズンは非常に苦しかったと打ち明け、これまでのスタートでの相次ぐミスと失敗の後に勝ち取った日本での勝利は、平昌五輪の勝利よりずっと嬉しいと語った。

スプートニク日本

「スケーティングから得られる満足感は前シーズンよりずっと少なかったです。でも難しい時、それを克服して得られる嬉しさは倍になります。今回の世界選手権まではとても苦しい道のりでした。だから今、五輪の時よりも2倍も3倍も嬉しいです。それでもあの時(五輪シーズン)が楽だったとは言えませんけれど。」

メドベージェワ - Sputnik 日本
フィギュア特集
「辛く、痛いものだった」 メドベージェワが演技の感想を語る
ザギトワは平昌五輪の大勝利の後、深刻な困難にぶつかった。中でも一番の危機は、ザギトワ自身の言葉によれば昨年末、12月のサランスクでのロシア選手権の敗退だった。ザギトワはこの時5位に甘んじている。次の欧州選手権でザギトワは復活を図ろうとし、2位に入った。ただしこの結果にザギトワは満足はできなかった。

「五輪シーズン、私は炸裂しました。毎回のスタートが真新しく、おもしろかったのです。今になってやっと、それがどんなに難しいことか分かりました。今の方がスケーティングに入るのがきついです。私にとってはここで見事に演技し、シーズンの最後を自分にふさわしく飾ることはとても重要なことでした。(中略)肩をおとす時だってありましたが、監督たちはとても大事な言葉をかけてくれました。いろんな言葉でした。時には鞭も飴も必要なんです。

イリヤ・アベルブフ氏 - Sputnik 日本
フィギュア特集
メドベージェワそれともザギトワ?ロシアの女子全員を応援する=イリヤ・アベルブフ
この世界選手権の前、「氷の」家族(編集部注:父もアイスホッケーの監督)も、サンボ70(編集部注:ザギトワのモスクワでの訓練施設)私を支えてくれました。だから日本で勝てたことは倍も嬉しいです。私は本当にこれが欲しかったんです。今は幸せを感じるより疲労感のほうが大きいかもしれないけれど、もうちょっと寝たら、勝ったことの喜びを噛みしめることができると思います。」

ザギトワはシーズンオフになったらまず沖縄で泳ぎたいと思っている。「なんといっても日本という国自体に私は興味があるんです。沖縄がいいなぁと思うのは、青い海があって、スノーケルをつけて泳ぎながらサンゴや海の生き物をウォッチングできるっていうことです。」

関連ニュース

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала