脳死状態の女性が出産 ポルトガル

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ポルトガルのリスボンでカヌー選手のキャサリン・セケイラさん(26)が、脳死状態で男児を出産した。

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彼女は妊娠19週目に急性喘息発作を起こし、病院に運ばれ、そこで人工的なこん睡状態に置かれた。

BBCが報じるところ、少し経ってからセケイラさんは脳死判定を受けた。だが胎児の成長のため、身体の生命活動は56日間継続された。

最終的に、妊娠32週目で帝王切開手術が行われ、体重1700グラムの男児が生まれた。医師は、男児の命に別状は無いという。セケイラさんの生命維持装置は、手術後に外された。男児はサルバドールと名付けられた。

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