北朝鮮、最大820億円の仮想通貨保有か 2017~18年窃取で

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英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)は14日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)によるものとされる仮想通貨活動について報告書を発表し、同国が2017年4月~18年9月に日本などで相次いだ仮想通貨流出事件を通じ、およそ5億4500万~7億3500万ドル(約610億~820億円)相当の仮想通貨を保有している可能性があると指摘した。

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今回の報告書で指摘された事件のうち最大とされているのは、2018年1月に大手取引所「コインチェック」で仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、5億3400万ドル(約598億円)相当の被害が出たとしている。

北朝鮮によるとされる仮想通貨窃取については、3月に公表された国連安全保障理事会の専門家パネルの報告書で、2017年1月~18年9月にサイバー攻撃によって5億7100万ドル(約635億円)を同国が窃取したとされている。

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